top of page

2年点検行ってきました

こんにちは「でざいんこま」小松です。

2018年4月に竣工した「弥生の家」の2年点検。本来は2年経過前に点検するのですがコロナの影響でのびのびになっていました。


 先ず外部周りの基礎、外壁、開口部廻り、屋根、コーキングの状態等を点検しました。

基礎はコンクリート面にモルタルを上塗りするのが一般的なのですが、でざいんこまの仕様はモルタル上塗りは無くしてコンクリート打放し仕上げにしてます。

理由は、モルタル仕上げがあるとコンクリート面との隙間から白アリが建物内部に入ったり、クラックがあってもわかりません。コンクリート面の異常が目視で直に確認できるようにモルタル上塗りをあえて省いてます。なによりも施工状態そのものが仕上がりになるので施工者も注意を払って工事しますし、誤魔化しようのない素材の表情が気に入ってます。

今回はヘアークラックが一か所もなく大変良い状態でした。

 外壁は防火サイジングに吹付材を厚吹きしてあります。コーキングやサイジングにより耐久性をもたすためで良好な状態でした。

 内部は塗壁の隙などが数か所ありました。いずれも細筆でタッチアップすれば補修できる程度でした。建具の調整1か所、キッチンワゴンの戸車跡が床に多少ついていたので戸車の交換と補強することになりました。今まではそのような事例がなかったのですが、ワゴンは大変良く使われていて重いものを入れても摩耗しないように戸車の数を増やすことが今後に活かせる勉強になりました。他は特に問題ありませんでした。

 

 計画の時に提案した「生け花用台」や下駄箱の「生け花棚」「ピクチャーレール」など打合せ通りに活用されてて、緑や花を生活に取り入れられ日々の暮らしを楽しんでおられる様子がうかがい知ることができました。

私自身設計冥利につきるうれしい2年点検で、いやー苦労したかいがありました! ありがとうございました(*^^*)


bottom of page